金沢靖 写真展

2021年11月20日(土)〜12月26日(火)12:00〜19:00    

営業日:土・日・月・火
定休日:水・木・金

写真家 金沢靖さんの写真展を開催します。
作家本人による手焼きオリジナルプリントの展示です。
銀塩モノクロ写真の魅力はデジタルでは再現できないナチュラルな階調とリッチな質感です。
写真集「トムとバンザイ」(1998 年 新潮社 ) 他、 未発表の犬を題材にした作品をパセリセージでセレクトしました。動物たちの姿に思わず頬がゆるみ、 疲れたときやひと息入れたいとき、眺めてるだけで人を笑顔にさせてくれます。癒しとしてもお部屋のインテリアに素敵な写真作品です。 作品は購入する事もできます。

金沢靖のインテリアに合う銀塩モノクロ写真 Parsleysage オリジナルクッション

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トムとバンザイ

金沢 靖

 約40年の間、私自身が犬と関係を持つことはなかった。というより無意識に犬のことは考えないようにしてきた、と言ったほうが正確だろうか。私が11歳の時、理由あってかわいがっていた愛犬「シロ」と生き別れなくてはならなくなった。そして「シロ」には悲惨な最期が待っていた。それがきっと、その後の私に犬との距離を置かせる主因となったのだろう。

 LA生まれのブロ・ダンサー、トムと知り合ったのは2年前のことだ。以来彼の写真を撮り続けてきたが、ある日トムの楽屋にフレンチ・ブルのバンザイが遊びに来ていた。トムの愛犬である。その時、ジャレあう彼らの仲むつまじさを目の当たりにした私の中に、瞬間的に遠い日の実感が蘇ったのだ。

 犬と人間の、他の動物に例を見ない関係は、いったい幾世紀をかけて築き上げられたものなのだろうか。ある時は友達として、また家族として、そして最愛の存在として、犬と人間は喜びや悲しみを

ともにし、互いに勇気や元気を与え合ってきたのだ。解り合えない人間同士の関係が多い中で、言葉なくして心を通わせることができる犬と人間。その関係は言葉では言い尽くせない魅力を持っている。犬だけを撮った写真集はたくさんある。しかし犬の魅力を表現する時、人間の存在は無視すべきではない、犬にとっても人間は大切なパートナーなのである。だからこそ「トムとバンザイ」では犬と人間の特別な関係を表現したかった。そして撮影現場では私自身、写真家としてその場にいることを忘れ、技術的な手法にこだわることなくただ一人の犬好きな人間としてカメラを手にしていたのだった。

写真集「トムとバンザイ」(1998 年 新潮社 ) より]

Profile

金沢靖(かなざわやすし)フォトグラファー

1943年 東京生まれ
日本大学法学部法律学科卒
東京ビジュアルアーツ卒業 アートセンターを経て、
1970年 金沢 靖 写真事務所設立
新聞、雑誌、TVCFなど、広告写真を中心に数多く手掛ける

●主な受賞
1970年 APA(日本広告写真家協会賞)第10回APA賞
1983年 ACC(全日本コマーシャル協議会)ACC話題賞
1970年~2013年  広告賞、カレンダー賞多数受賞

●主な写真集
男と女の2WAYマッサージ(マガジンハウス)
Love is Love(竹書房)
ライオンが見ていた(日本文芸社)
Uncoverd Jmens(翔泳社)
DANSEUR(ソシム)
トムとバンザイ(新潮社)
除湿する女たち、Dryers(日本写真企画)
自転車のある風景 ヨーロッパ 北欧(ソシム)
自転車のある風景 カサブランカからニューヨークまで(愛育社)
自転車のある風景Ⅲ 風に解かれた人々(愛育社)

●個展
西武百貨店
TDSギャラリー
六本木AXIS
デルタミラージュ
キャノンサロン
富士フォトサロン
コダックフォトサロン等に於いて過去11回開催

●主なクライアント
カネボウ化粧水 花王 ウェラ化粧品 シャンソン化粧品 ハウス食品
グリコ 森永製菓 カゴメ コカ・コーラ リコー ダイハツ自動車
いすゞ自動車 東海ベスパ 三菱東京UFJ銀行 横浜銀行 アサヒペンタックス
三菱レーヨン 丸石自動車 エッソ石油 シマノ ダイワ 久光製薬
富士フィルム パイオニア 東芝 シャープ Ys ウールマーク 高島屋
松坂屋 東急 各社スポーツクラブ プリンスホテル 吉野藤 パナソニック
カシオ ヤクルト      その他多数

●主な雑誌
ルオモヴォーグ プレイボーイ ターザン ブルータス アンアン 日本カメラ
オレキバ PR誌ガラ PR誌La  ets

住所:東京都世田谷区桜2-1-10
電話:03-6319-5706

営業日:土•日•月•火曜日
営業時間:12:00〜19:00
定休日:水•木•金曜日