春のカフェオレボウル

2018年4月7日(土)8日(日)9日(月)10日(火)14日(土) 営業時間:12:00 ~19:00

フランスのカフェオレボウルが日本のライフスタイルの中で日常使いとして紹介されたのは、30 数年前の事でした。アフタヌーンティで取り扱い はじめ、ファッション誌に紹介され、おしゃれな女性達がボウルでカフェオレを飲むなんて事が流行ったものです。このボウルは、日本のどんぶ りにも似ている事もあり、日本人の生活の中にフランスのカフェオレボウルが浸透するのは、とっても早かったようにも思えます。このアンティー クのカフェオレボウルの収集家ってフランスでは、昔から多く、特に SARREGUMINES 産の物が一番価値あるものとして扱われています。また SARREGUMINES 産の DIOGIN と呼ばれるマークの物は、更に価値が高いものです。その他無名であってもデザインの美しいものをフランスでは、 ArtDeco( アーデコ)と呼ぶそうです。このカフェオレボウルは、もともと家庭で毎朝使う物ですから壊れてしまう事も多く、アンティークマーケット で完璧な物に巡り合うのは、中々難しいことです。実用は、現行品(新品)を購入するこをお薦めしますが、コレクターが収集するのは、多少のチップ、 へアライン、カケ、シミがあっても断然、存在感のある古い物に惹かれてしまいます。そしてアンティークのボウルは、カフェオレを飲むだけでなく、 インテリアの一部として存在感を更にアピールしているようです。今回、ひさしぶりに期間限定で私のコレクションでもあるカフェオレ ボウルを展示販売いたします。

三上 星美